大阪市中央区北浜のオフィスで翻訳業務を行っております。そのオフィス内で、常勤の翻訳者が受注全体の80~90%を翻訳しています。オフィスを共有していますので、翻訳者達の知識や技術も共有することができます。そして、疑問があれば即座に解消することができます。互いに翻訳文をチェックし合い、フィードバックも対面で行い、互いに意見を述べ合いながら相談して翻訳文を作成しています。
社内翻訳者は、日本人、米国人、オーストラリア人から構成されています。日英翻訳が90%以上を占めていますので、翻訳者には非常に高い英語力が要求されます。弊社の日本人翻訳者は、非常に高いレベルの英語力を持っていますが、やはり、翻訳している中では英語についての疑問が生まれます。しかしながら、弊社には、英語ネイティブの翻訳者が、すぐ隣に座っていますので、疑問が生じたらすぐに質問することができます。このように、言語上の疑問を即座に解消できる環境の中で業務を行うことにより、より完成された信頼のおける翻訳文を提供しています。
弊社の翻訳者のほとんどが、特許事務所での勤務経験がありますので、特許明細書作成について特許事務所で学んだことを基盤として翻訳を行っています。パリ出願であるのか、PCT出願であるのか、米国向け出願、欧州向け出願であるのか、または、IDS(情報開示陳述書)用翻訳であるのか、特許調査のための翻訳であるのか、それらの違いを理解した上で翻訳を行っています。
翻訳者の中には、理系の学問を専攻し終了または修了した翻訳者がいます。さらに、博士号を取得した翻訳者もいますので、原文の技術的内容に疑問が生じた場合でも、疑問を即座に解消できる環境の中で翻訳を行っています。
翻訳を行った担当者の名前を明記した上で翻訳文を納品します。翻訳者一人一人が自分の翻訳文に責任をもって提供します。また、翻訳者の名前が分かりますので、納品後、担当翻訳者宛てに翻訳の疑問点について連絡していただくことが可能です。
翻訳文を納品の際に、担当翻訳者から翻訳中に発生した疑問点や原文である明細書の誤記などを記載したコメントを翻訳文に添付します。疑問点を明確にお伝えすることで、お客様の翻訳チェックが効率的になり、より正確な翻訳文になります。PCT出願の国内移行用翻訳とパリルートでの外国出願用翻訳では、誤記の取り扱いも異なりますので、弊社の翻訳について正確にお伝えしています。